ボートレースのやり方・場所・開催日・舟券の種類と買い方・予想方法まで

ふなばんドットコムの川田です。

ボートレースのやり方を超初心者に向けて解説します。ボートレースとは1番から6番までの番号が付いたボートがレースするので、1口100円で舟券(ふなけん)と呼ばれる宝くじのような券を買い、1位2位3位の番号がピタリ賞なら当たり!と言うルール。

当たると宝くじの賞金のように配当金がもらえます!

おっと!

舟券が当たった画像

すいません!手がすべって、私がネットで買った舟券で、たった1レースで100円が19万円になった画像をうっかり載せてしまいました!

いやー自慢する気はちょっとしか無かったんですが!

ボートレース場所と開催日

場所

さて、ボートレースはいつ、どこで開催されているのか?まず、ボートレース場は全国に24箇所あるんですが、以下のマップをご覧ください。

ボートレース場の地図

ボートレース場は、いわゆる太平洋ベルトのエリアに集中して点在していて、北日本・南日本のエリアの人からはレース場はちょっと遠い存在です。

本当は実際にボートレース場まで足を運んで、生のレースの迫力を観て欲しいですが、遠方の方でもボートを楽しめるように、舟券を買えるショップが全国に展開されています。

こういうレースはモニターで見るだけだけど、券は買えるよって言う仕組みの施設を場外と呼んだりしています。主催者サイドはチケットショップなんて名前を付けてますが、ほとんどのファンは場外って呼んでますけどね!

残念ながら岩手・山形・長野・富山・沖縄には場外ショップが無く、遠征するかインターネットで舟券を購入するしか手段がありません。

※インターネットでの舟券購入はインターネット投票会員に入会しないといけないけど、誰でも入れるし、入会金や月会費のような料金は一切かからないから安心してくれ!

まあ今は近所にボートレース場がある人でもネットで楽しんでる時代ですけどね!

開催日

ボートレースは開催日が決まっていて、開催の無い日に行ってもレースはありません。ただ、場間場外と言って、他のレースをやってる場の舟券を売っていたりはしますので、ただ舟券を楽しむだけなら、大体いつ行っても大丈夫です。

365日・朝8時台〜夜の9時まで、日本のどこかではレースをやってます。

でもやっぱり生でレースを観戦して欲しいので、こちらのスケジュールページで、自分の行きたいボート場の開催日を確認しておきましょう!

朝早いレース場もあれば、ナイターレースに特化して夕方〜夜しかレースをやっていないレース場もあるので、各競艇場のホームページで確認するのが吉。

ちなみに全国競艇ライブ ボートレース中継スマホ&PCでは当日開催してるレース場がひと目でわかり、公式ホームページへのリンク一覧もこちらにあります。

初めての場合はいつ行っても新鮮で楽しいと思いますが、SGとかG1とかの開催日だと、トップレーサーばかり集まるお祭り的な開催なのでお客さんも多く、声援で盛り上がっているのを楽しめると思います。

関連:競艇SGとは?【ボートレースSGとは】

入場料と舟券購入方法

ボートレース場は住之江や浜名湖のような駅前の便利な所にある競艇場もあれば、からつや徳山のようなちょっと駅からは離れてるよね…という競艇場もあります。

駅から離れている場合は無料バスが運行されていたりするので、それを利用しましょう。

入場料

ボートレース場に到着したら、大体は入り口が駅の改札っぽいコインゲートになっていて、ほとんどのボートレース場は入場料が100円となっている。

※場外チケットショップは基本的に無料で入れます。

入場したらまずは運動会のプログラムみたいな出走表が入口付近に置いてあるはずなので、それを1枚もらっておきましょう。

舟券購入

舟券の購入が初めてでも必ずジャンパーを着たスタッフの人や、警備員の人がそこらへんにうじゃうじゃいるので、わからない事は聞けば教えてくれます。

ただ、どの舟が勝ちますか?と聞かれても答えられないでしょうけど!

簡単に手順を説明すると…

  1. マークカードを塗る
  2. 券売機にお金を入れる
  3. マークカードを入れる
  4. 券とおつりを受け取る

これだけ!ボートレース場やチケットショップ内にはATMっぽい感じの見た目の券売機がズラリと並んでいるので、そこにマークカードと現金を入れるだけ!

マークカードの塗り方は初心者が一番最初に塗る時には戸惑いがちなので、締め切り時間には余裕を持った方が良いだろう。

マークカードの塗り方はこちらのページで解説されているから、前夜にでもしっかり読んで、頭の中でイメージトレーニングしておくと当日スムーズだぞ!

それから券売機の使い方についてはこちらのページが詳しく載っている。リンク先のページは平和島のページだが、基本的に全国共通なので大丈夫。

以下の動画も参考になる。

とにかく現地で困ったり、わからない事があれば、近くに必ずジャンパーを着たスタッフの人がウロチョロしてるんで、遠慮せず聞けば大丈夫!

舟券の種類

最初にも言ったように舟券とは1位2位3位(1着2着3着と呼ぶよ)の選手の番号を順番通り当てると賞金(配当)が貰える宝くじみたいな仕組みなんだけど、この順番通り当てるタイプの舟券の事を三連単と呼ぶ。

舟券には他にもいくつか種類があるけど…

名称 仕組み
1着2着3着を順番通り当てる
2連 1着2着を順番通り当てる
1着2着3着を順番を問わず当てる
2連 1着2着を順番を問わず当てる
拡大2連複 2艇選び、両方が3着以内に入れば当たり
複勝 1艇選び、それが2着以内に入れば当たり
単勝 1艇選び、それが1着になれば当たり

舟券は上記の表で上にあるものほど難易度が高く当たりづらい。その代わり当たった時に貰えるお金が多くなりやすい。

※当たったらいくら(賭け金が何倍)になるかはオッズを見ればわかる。オッズは場内モニターでチェックできる。オッズの見方はこちらのページで解説している。

単勝や複勝はとてもシンプルだけど、場外チケットショップではそもそも取り扱いそのものが無いし、レース場でも専用窓口じゃ無いと買えなかったりと、実質インターネット以外では買えないに等しい。

それに当たっても配当が120円(100円賭けて120円戻る=20円の儲け)みたいな事もざらにあって、拡大2連複はどこの窓口でも買えるけど、配当については結構単勝複勝と似たりよったりの状況。

なので実質3連単・3連複・2連単・2連複の4つがメインの選択肢と言えるだろう。ちなみに既存のボートレースファンの9割以上は3連単を購入している。

でも3連単はなかなか当たらない。多くの人は一度に10や20の組み合わせを買うから、1レースで数千円を使っている。

ビギナーの場合は1着2着を順番関係なく当てる2連複を1点か2点少額で買って、まずはボートレースに慣れる事、楽しむ事を優先した方が良いかも。

舟券・買い方のテクニック

競艇の3連単には、流し・フォーメーション・ボックスと言う3つの買い方のテクニックがあり、覚えておくと舟券がもっと面白くなると思います。

ながし

流しとは1艇または2艇を固定して残りを他の艇に流す買い方。

123 4 5 6

みたいな買い方で、1着2着は有力選手で堅いと思うけど、3着だけは何が来るかわからないなぁ…と言う時に役立つ買い方。

でもこれだと「4号艇の1着もあるくさいんだよなぁ…」と考えた時に新たに舟券を買い足す必要があります。

フォーメーション

そんな時に、
1 423 4 5 6
みたいなフォーメーションを買えば、4が1着に来たパターンの舟券も一度に買えます。

423
425
426

1→2→全に加えて上記の3点も買える。

ちなみに二連単でもフォーメーションは買える。たとえば1着は内枠のどれか、2着は外枠のどれかだろう…と予想した場合、以下のように買う。

1 2 34 5 6

二連複や三連複でも買えるよ。

ボックス

ボックスとは『自分が選んだ艇番の全ての組み合わせを漏れなく買う事』の呼び名で、仮に123ボックスであれば…

1 2 31 3 2
2 1 32 3 1
3 1 23 2 1

この6通りを買う事になります。

初心者はスポーツ新聞の印を参考にしよう!

初心者の場合、選手同士の力量がわかりづらいし、駆け引きを読むと言っても難しいと思うから、安価で入手できるスポーツ新聞の予想印を参考にすると良い。新聞や競艇予想サイトで見かける丸や三角の印の意味は以下の通り。

呼称 意味
本命 勝つだろう1着濃厚だ
対抗 本命を脅かす存在・2着候補
単穴 上手く行けば1着に来れそう
連穴 上手く行けば2着に来れそう
注意 3着あるんじゃない?
× バツ めっちゃ上手く行けば1着あるよ
無印 あきまへん

初心者はバツ印だから「この選手ダメなのかな〜」と思ってしまうけど、そうではなく、何かしらの印がついていると言う事は、何か可能性があるって事。

もちろん無印の選手でも展開に恵まれたり、ラッキーで勝つ事は全然ある。

競艇予想の仕方

競艇予想の基本について解説していく。例えば将棋なら最初に歩を動かして飛車や角の道を作るとか、オセロなら四隅を取られないようにするとか、勝つための基本セオリーがあるけど、競艇予想にも基本セオリーがある。

実は競艇の結果は選手の能力と、コース・モーターで8割が決まる。そこにスタートタイミングやターンタイミングなど、運の要素が絡み合う。

例えば競艇選手の中で最も上手い選手が有利な1コースに入り、当該場で最も当たりのモーターを引けば、もう十中八九勝ったも同然となる。

関連:競艇コース別の勝率・連対率を各競艇場で比較

けど、そんな選手でもスタートタイミングをミスれば負ける事もあるって事。

逆にB級の新人選手が最も不利な6コースから、最もハズレ個体のモーターで走ったとしても、他の選手がスタートをミスったり、ターンをミスったりすれば勝つ事もある。

この運の要素があるから、競艇予想の基本セオリーなんか知らなくても、いわゆる出目買いでも楽しめてしまうのが競艇の良い所でもあるけど、やっぱりより理解を深めて予想した方が、選手同士の駆け引きなんかも楽しめてグッとレース観戦が面白くなる。

以下では能力・コース・モーターについて詳しく解説していく。

選手の能力

選手の能力を知るためには勝率(得点率)が参考になります。例えば以下のような出走表の場合、1番の桐村選手は勝率3.57ですが、3番の小澤選手は4.81なので、小澤選手の方が能力が上であると判断できます。

ただし、この勝率(得点率)が高くても、注意が必要な場合があって、若手選手・女子選手・イン屋選手の場合は数値を鵜呑みにはできません。


若手選手

新人や若手選手の場合、ルーキーシリーズと言って、若い選手ばかりの競走への出場比率が高く、若い選手同士の戦いで高まった勝率(得点率)は、ベテランと一緒に走るレースではあまり参考になりません。

女子選手

女子選手の場合も同様に、ヴィーナスシリーズと言って、女性選手ばかりの競走への出場比率が高く、女性選手同士の戦いで高まった勝率(得点率)は、男性ベテラン選手と一緒に走るレースではあまり参考になりません。

イン屋

競艇でイン屋とは、自分が外枠だったとしても、殆どのレースで強引にインコースに進入を試みるイン大好き選手の事です。イン屋の選手は有利なインコースに入ってるからこそ、その勝率が叩き出せるのであって、必ずしも上手いからとは限りません。

関連:競艇イン屋とは


それからスマホで公式出走表をスライドすると横に続きがあって、当地成績という欄がありますが、ここも重要なポイントになります。

全国の欄と、当地の欄を比べてみて、当地の数値が明らかに良い場合は、その選手はその競艇場を得意としている可能性が高く、逆に当地の数値の方が明らかに低い場合は、その競艇場が苦手な可能性があります。

もちろん、単に出場回数が少なくて上ブレ・下ブレている場合もありますし、わずかな差であれば誤差である可能性もあります。

同じくらいの勝率(得点率)の選手は、同じくらいの力量であると判断できますね。そして、ここから各選手、何で大きな有利不利の差が付くかと言うと、コースです!

コース

ボートレースでは、スタート体制に入った時に、一番左にいるボートを1コースと呼びますが、1コースがもっとも有利なポジションとなります。

以下の画像の場合、白色の1号艇は1コースで、緑色の6号艇は6コースです。

このように1号艇〜6号艇までの枠番とコース番号が一致する場合、枠なり進入と呼びます。昔と比べて最近は枠なり進入が増えました。

誰がどこのコースに入るかは自由です。なので6号艇の人が1コースに入ってもルール上何の問題もありませんが、もっとも有利なのが1コースなので、1号艇の人は簡単には譲らず、このあたりの駆け引きを読むのもボートの楽しさですね。

関連:競艇展開予想の方法 基礎の考え方とセオリー

能力的には若干劣った選手であっても、インコースに入ってしまえばそれだけで自分より格上の選手に勝てる可能性が大きくなります。

関連:競艇1号艇勝率を場所別に比較した

ではライバルにインコースを取られた選手はもう勝てないのか?と言うと、さらに逆転要素として重要なのがモーターの性能です。

モーター

ボートレースでは全員同じメーカー・同じ排気量のモーターを使用するのですが、エンジンってわりと性能に個体差があります。

出走表のモーターの欄の2連率などを参考にすれば、そのモーターが優れたアタリモーターなのか、残念なハズレモーターなのかを推測できます。

ただ、たまたま上手い選手が連続して使ってただけでもモーター勝率は高まってしまうので、あまり鵜呑みにしすぎないように注意が必要。

モーターが優秀であれば、選手の能力が劣っていて、さらにインコースを取られていても、スタートで差をつけてマクって行ったり、1マークをターンした後のバックストレッチですごい加速を見せて抜きで逆転したりという可能性があります。

関連:競艇決まり手【逃げ まくり 差し 抜き 恵まれ まくり差し】

スタート・ターン

選手として格下で、枠番も悪くてアウトコースに入り、別にモーターも優秀では無い場合、普通は絶望的な状態になりますが、それでもスタートタイミングとターンタイミングで勝てる可能性があるのがボートレースの面白いところ。

例えば以下の出走表で言えば…

6号艇の中島選手の平均ST(=平均スタートタイミング)の欄を見ると0.13でメンバー中最速であり、ひょっとしたらひょっとするかも?と穴党がざわつくわけですね。

このように、選手の能力比較・進入するであろうコース・モーターの性能の推測・それからスタートやターンの上手さを考えて、それらを総合して考えて、誰が勝つのかをイメージするのが競艇予想の基本形となります。

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