競艇必勝法ふなばん.comの川田です。※新企画・AI競艇予想ふなばんもよろしく!
競艇(ボートレース)でSGとは、最も格が高いレースのグレードの事で、スペシャル・グレードの略です。最もハイレベルなレーサー達が高額賞金を巡って競います。
グレードの低い順にいうと一般戦→G3→G2→G1→PG1→SGの順。
他のグレードでは優勝賞金がせいぜい数百万円なのに対して、SGは1700万円から1億円まで高額な優勝賞金が貰えます。その分ハイレベルな選手が集まりハイレベルなレースになるので、競艇ファンはSGを楽しみにしているわけですよ。
年間8回しか行われないというのもファンが楽しみにする理由で、SG開催スケジュールは公式ページでいつでもチェックできます。
ページ内の目次
SG一覧
- ボートレースクラシック
- ボートレースオールスター
- グランドチャンピオン
- オーシャンカップ
- ボートレースメモリアル
- ボートレースダービー
- チャレンジカップ
- ボートレースグランプリ
シリーズの頭に「ボートレース」と付いているSGの方がさらに格上で、この5つをグランデファイブと呼び、5つ全て勝った選手はグランドスラマーと呼ばれる。
8つ全てを勝った選手は未だおらず、野中和夫の7つが最高。ちなみに女子レーサーで初めてSGを勝ったのは遠藤エミだった。
ちなみにそのSGが行われる6日間の開催(1節と呼ぶ)の事はSGシリーズと呼び、たとえばボートレースクラシックならボートレースクラシックシリーズ…といった具合です。
それだけ注目度の高い開催なので当然舟券の売上も良く、どこかの競艇場で固定して開催されるのではなく各場の持ち回りで開催されますが、年末に行われるもっとも注目度の高い「グランプリ」というSGは住之江競艇場で行われる事が多いですね。
SGと他のレースの違い
SGと他のレースの違いは、なんと言っても出場できる選手のレベルと高額賞金。
A1級の選手しかSGに出場する事はできないので、優勝戦以外のレースでもハイレベルな戦いを見る事ができます。さらにそのSGでも優勝戦に駒を進められる選手は超一流の選手だけなので、さらにハイレベルな戦いになります。
PG1と呼ばれるG1の中でもSGに近い位置付けのG1ですら、優勝賞金はSGの半分以下ですし、レースの内容を見てもSGには及びませんからね。
SGではない競走では下級クラスの選手は腕前がそれなりなので、1号艇で1コースを取っているのにも関わらず、イン逃げに失敗して人気を裏切り高配当に…という事も珍しくありませんが、SGになると1コースのイン逃げも上手いのでミスが少ないんですよね。
SGではスタートも一般戦みたいに凸凹にならず、全選手が横一戦にピッタリとならぶスタートも多く、その姿を見るだけでも感動します。
元々インコースが有利だと言われている住之江競艇場の場合、開催されるレース全体で1コース艇の勝率は50%を少し超える程度ですが、2006年以降の住之江競艇場で行われたSGグランプリの優勝戦ではイン逃げ成功率は70%にもなります!
まあSGに限らず優勝戦ってイン逃げ成功率高いですけどね。
関連:競艇優勝戦の出目傾向
SGの優勝賞金と出場資格
SG名 | 優勝賞金 | 出場者 |
Bクラシック | 3,900万円 | 前年優勝・グラ優出6名・前年SG〜G2優勝者・G3以下の優勝回数上位者 |
Bオールスター | 3,900万円 | 前年優勝・グラ優出6名・ファン投票上位者 |
グラチャン | 3,300万円 | 前年優勝・グラ優出6名・SG優出完走者・SG予選得点上位者 |
オーシャンC | 3,300万円 | 前年優勝・グラ優出6名・前年G1G2優勝戦得点上位者 |
Bメモリアル | 3,900万円 | 前年優勝・グラ優出6名・23場推薦者・主催者希望 |
Bダービー | 3,900万円 | 前年優勝・グラ優出6名・年間勝率上位者 |
チャレンジC | 3,300万円 | 10月末までの獲得賞金上位者 |
Bグランプリ | 1億円 | チャレンジCまでの獲得賞金上位18名 |
BGシリーズ | 1,700万円 | 上記を除く獲得賞金上位者 |
ボートレースグランプリの優勝戦に出場できれば、翌年の多くのSGに出場する権利を得ますし、G1〜G3のグレードでもコツコツ頑張って優勝回数を重ねれば、SG出場への道が開けて来る仕組みにもなっています。
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