ふなばんドットコムの川田です。
鳴門競艇(ボートレース鳴門)の出目を回収率でランキングにしました。
1〜4レースは1号艇にA級選手を配置する企画レースになっているが、インコースがそれほど強いわけでは無いので、舟券推理は意外と難しい。
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鳴門3連単・出目ランキング(回収率)
鳴門競艇の3連単で、もっとも回収率が高かった出目は356でした。ただ、全体から見た時の割合(出現率)は0.6%とかなり低く、167レースに1回程度しか当たらないとなると、少々買い続けるには根気が必要かも知れません。
順位 | 出目 | 割合 | 平均配当 | 回収率 |
1 | 3 – 5 – 6 | 0.6 | 28038 | 168.2 |
2 | 6 – 1 – 3 | 0.4 | 37745 | 151.0 |
3 | 2 – 5 – 1 | 0.8 | 18607 | 148.9 |
4 | 5 – 1 – 4 | 0.6 | 23013 | 138.1 |
5 | 6 – 5 – 3 | 0.2 | 66225 | 132.5 |
6 | 5 – 4 – 3 | 0.3 | 43622 | 130.9 |
7 | 4 – 6 – 1 | 0.5 | 24771 | 123.9 |
8 | 2 – 3 – 4 | 1.0 | 12084 | 120.8 |
9 | 5 – 1 – 2 | 0.8 | 14806 | 118.4 |
10 | 6 – 1 – 2 | 0.7 | 16654 | 116.6 |
1着に5号艇6号艇が配置された組み合わせが多いみたいですね。それプラス1号艇を2着3着に持ってくると言う感じでしょうか。
順位 | 出目 | 的中率 | 平均配当 | 回収率 |
11 | 2 – 1 – 3 | 3.1 | 3739 | 115.9 |
12 | 3 – 2 – 5 | 0.7 | 16278 | 113.9 |
13 | 1 – 5 – 3 | 1.9 | 5450 | 103.6 |
14 | 3 – 6 – 4 | 0.5 | 20617 | 103.1 |
15 | 6 – 3 – 2 | 0.2 | 50568 | 101.1 |
16 | 1 – 5 – 2 | 2.2 | 4583 | 100.8 |
17 | 3 – 2 – 1 | 1.0 | 9883 | 98.8 |
18 | 3 – 5 – 2 | 0.7 | 13634 | 95.4 |
19 | 2 – 5 – 4 | 0.4 | 23580 | 94.3 |
20 | 4 – 1 – 2 | 1.2 | 7540 | 90.5 |
ランキング11位〜20位まででも、それほど大きく回収率は低下せず、わりと高い水準をキープしているように見えます。さっきは多かった1着に5号艇6号艇という組み合わせは減り、1号艇〜3号艇のイン勢を1着にした組み合わせが目立ちます。
順位 | 出目 | 的中率 | 平均配当 | 回収率 |
21 | 1 – 2 – 6 | 2.8 | 3177 | 89.0 |
22 | 4 – 1 – 5 | 0.9 | 9784 | 88.1 |
23 | 4 – 2 – 1 | 0.8 | 10928 | 87.4 |
24 | 3 – 1 – 2 | 1.4 | 6055 | 84.8 |
25 | 1 – 3 – 4 | 4.5 | 1881 | 84.6 |
26 | 5 – 3 – 4 | 0.1 | 84550 | 84.6 |
27 | 6 – 4 – 5 | 0.1 | 82590 | 82.6 |
28 | 2 – 1 – 5 | 2.0 | 4129 | 82.6 |
29 | 6 – 3 – 1 | 0.2 | 41126 | 82.3 |
30 | 4 – 3 – 2 | 0.4 | 19929 | 79.7 |
21位〜30位になると、回収率はだいぶ落ち着いては来るものの、それでも平均値の75%を考えると、まだまだ高水準の回収率だと思います。534や645などは的中率(出現率・割合)が低いにも関わらず平均配当が高いのでランクインできてるって感じですね。
的中率0.1%って事は1000レースに1回程度の割合でしか当たらないって事なので、それをずっと狙い続けるのは少々大変な気もします。
順位 | 出目 | 的中率 | 平均配当 | 回収率 |
31 | 4 – 1 – 6 | 0.7 | 11374 | 79.6 |
32 | 4 – 2 – 6 | 0.4 | 19838 | 79.4 |
33 | 2 – 1 – 6 | 1.0 | 7771 | 77.7 |
34 | 1 – 3 – 2 | 4.0 | 1891 | 75.6 |
35 | 3 – 1 – 5 | 1.2 | 6267 | 75.2 |
36 | 1 – 6 – 3 | 0.9 | 8306 | 74.8 |
37 | 4 – 3 – 1 | 0.6 | 12398 | 74.4 |
38 | 5 – 3 – 1 | 0.4 | 18496 | 74.0 |
39 | 1 – 3 – 5 | 2.9 | 2512 | 72.8 |
40 | 4 – 6 – 3 | 0.4 | 18049 | 72.2 |
ランキング31位〜40位になると回収率は平均値の75%前後のあたりに落ち着きます。そのぶん的中率はランキング上位よりも高いかと言うと、必ずしもそういう出目ばかりでは無いのも面白いところですね。
では41位以下は長くなるので、見たい人は以下の「read more」のリンクをタップして表を開いてください。
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ランキング最下位は的中なしの564・623・635・643・651・654などが入りましたが、やはり6号艇1着の組み合わせが多いようですね。
356ボックス的中率・回収率
1位と最下位が同じ3号艇・5号艇・6号艇の組み合わせと言う事で、まるで天国と地獄くらい違うわけですが、3連単の356ボックスで買い続けた場合はどうなるか?検証してみましょう。
2022年12月〜2023年1月の2ヶ月間のレース結果と照合してみたところ、全426レースで的中はわずか5本となり、配当総額は28000円となりました。
舟券購入代金が合計25万5600円なので、回収率は10.9%とかなり辛い結果に。的中率も0.11%と高いとは言えず、狙い目としてはいかがなものでしょうか?
検証する期間が違えば多少結果は違ってくるかも知れませんが、この倍の成果があったとしても、それでも平均よりもかなり悪いですからね…。
1234ボックス的中率・回収率
ついでに1234ボックス(24点買い)を買い続けた場合の的中率・回収率も調べてみましょう。的中率は高いと思うのですが、回収率はどうなるでしょうか?
結果発表!的中は180本・配当総額は841830円で、的中率42.2%で、舟券購入代金は102万2400円なので、回収率82.3%でした!
他場と比べると、若干的中率は低いかなと言う印象を受けますが、回収率は平均値である75%を上回っているので、まだ優秀な方だと言えるんじゃないでしょうか。
1256ボックス的中率・回収率
さらに1256ボックス(24点買い)を続けた場合も調べてみましょう。的中回数は84本で、配当総額は838510円となり、的中率は19.7%と約半減となりました。
肝心の回収率ですが、82.0%と1234ボックスとほぼ変わらない結果となりました。
1234ボックスの場合は3連単的中時の平均配当が4677円ですが、1256ボックスの場合は的中時の平均配当が9982円となりました。
水面特徴
鳴門競艇場は海水を使用した干満差のある水面で、ピットから第2ターンマークまでの距離が短いため、1号艇は外枠勢に1コースを奪われづらいですね。(外枠が無理して奪いに行くと深インになってしまう)
さらにスタート前の待機水面が狭いのでアウトコースのダッシュ勢が、十分な助走距離を取れていないのもインコース艇にとっては有利になるでしょう。
しかし、その割には1コース勝率は全国平均以下だし、わりと高配当が出やすいのは一体どういうわけなんでしょうか?
おそらく全国的にも珍しい、ホームストレッチ側の幅員が「アウトコース側が狭くなっていく」という独特の構造に原因があります。
他の競艇場だとインコース側が狭くなりますが、鳴門はアウトコース側が狭くなるので、アウトコース艇は斜めに走って第1ターンマークを目指します。
その結果、1コース艇はターンするのに180度の旋回が必要ですが、外側の艇は170度とか160度の旋回でターンできるという利点があります。
コース別成績(総合)
コース | 得点 | 1着率 | 2着内 | 3着内 | F | L | 平均ST |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7.62 | 49.8 | 69.3 | 79.2 | 25 | 0 | 0.14 |
2 | 5.72 | 16.8 | 40.1 | 58.9 | 5 | 0 | 0.15 |
3 | 5.33 | 13.0 | 34.4 | 54.3 | 6 | 0 | 0.15 |
4 | 4.90 | 11.4 | 27.5 | 47.5 | 12 | 0 | 0.15 |
5 | 4.33 | 7.0 | 21.3 | 39.2 | 3 | 0 | 0.16 |
6 | 3.17 | 2.1 | 8.1 | 22.1 | 7 | 0 | 0.18 |
1コースの強さ
鳴門競艇場の1コース勝率は、全国平均よりも若干低いですね!1号艇にA級選手を配するシード番組もわりとあるのにこの程度と言う事は、鳴門競艇場の本質的な構造はインがそれほど強い作りにはなっていないと言えますね。
1号艇のA級率は59%で、他場と比べて決して高いわけではありませんが、低くもなく、シード番組が多いけど、そのぶん全体のバランスは見ている印象。
鳴門 | A1 | A2 | B1 | B2 | A級率 |
1 | 723 | 645 | 891 | 69 | 59% |
2 | 578 | 580 | 1075 | 95 | 50% |
3 | 553 | 599 | 1078 | 98 | 49% |
4 | 572 | 566 | 1067 | 123 | 49% |
5 | 537 | 539 | 1043 | 209 | 46% |
6 | 548 | 556 | 959 | 265 | 47% |
合計 | 3511 | 3485 | 6113 | 859 | 50% |
モーター入れ替え時期
ボートレースの出走表には、各選手のモーター勝率・連対率などの成績が記載されているが、モーターを入れ替えた直後はモーターの良し悪しよりも、上手い選手が使ってたモーターの成績が映えるため、モーター入れ替え後2〜3ヶ月は慎重に判断したい。
鳴門競艇場のモーターは毎年4月に入れ替えとなります。
鳴門競艇は荒れるのか?
鳴門競艇場の万舟券発生率は全国平均よりもかなり高く、全国トップクラスに高配当が飛び出す競艇場だと言えます!
2022年12月〜2023年1月の2ヶ月間で、万舟券は何本出たのか集計してみると、426レース中73レースが万舟券決着となり、万舟券発生率は17.1%という事で、上記のグラフを作成した時期と比べると、ほぼ全国平均に近くなっている事がわかりました。
ちなみに万舟券発生時の平均配当は32352円で、万舟券の半数以上である39回は配当が2万円未満での決着となりました。2万円台が12本、3万円台が7本、4万円台が6本、5万円台が4本、それ以上が5本と言う内訳になっています。
コース別成績(SG・G1・G2)
コース | 得点 | 1着率 | 2着内 | 3着内 | F | L | 平均ST |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7.89 | 55.6 | 74.2 | 82.9 | 4 | 0 | 0.12 |
2 | 5.69 | 14.5 | 41.6 | 59.5 | 2 | 0 | 0.12 |
3 | 5.35 | 11.7 | 35.9 | 55.3 | 3 | 0 | 0.12 |
4 | 4.67 | 7.9 | 23.8 | 45.8 | 0 | 0 | 0.13 |
5 | 4.13 | 6.0 | 17.4 | 34.9 | 0 | 0 | 0.14 |
6 | 3.29 | 4.2 | 7.3 | 22.3 | 2 | 0 | 0.15 |
コース別成績(優勝戦)
コース | 得点 | 1着率 | 2着内 | 3着内 | F | L | 平均ST |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8.47 | 61.1 | 83.3 | 91.6 | 1 | 0 | 0.12 |
2 | 5.89 | 11.4 | 51.4 | 60.0 | 0 | 0 | 0.12 |
3 | 4.78 | 13.8 | 25.0 | 52.7 | 0 | 0 | 0.14 |
4 | 4.72 | 11.1 | 27.7 | 50.0 | 0 | 0 | 0.14 |
5 | 3.36 | 0.0 | 5.5 | 22.2 | 0 | 0 | 0.16 |
6 | 3.81 | 2.7 | 8.3 | 25.0 | 0 | 0 | 0.17 |