ふなばんドットコムの川田です。
競艇ボートレースでは1号艇2号艇などの内枠を引いた選手が有利になりますが、基本的にシリーズの準優勝戦や優勝戦は成績順によって枠番が割り振られます。
枠順別勝率
当然シリーズ中の成績が良い選手ほど内の枠順を引けるので、調子の良い選手や強い選手ほど有利な内枠艇になり、ますますインの強さに拍車がかかる事は容易に想像できます。
1年間住之江の全ての準優勝戦データを見てみましょうか。1年間で住之江競艇場で準優勝戦が行われた回数は87レースありました。
枠番 | 回数 | 勝率 |
1号艇 | 64回 | 73.6% |
2号艇 | 12回 | 13.8% |
3号艇 | 3回 | 3.4% |
4号艇 | 4回 | 4.6% |
5号艇 | 4回 | 4.6% |
6号艇 | 0回 | 0.0% |
強烈なほど1号艇が有利である事が伺えますね!全レースの平均だと1号艇の勝率はせいぜい50%台ですから、それを考えると準優勝戦では1着を1号艇以外の枠番から狙うのは勇気が必要だと言えます。
2着率
では、2着に来る確率はどうなんでしょうか?
枠番 | 回数 | 勝率 |
1号艇 | 10回 | 11.5% |
2号艇 | 31回 | 35.6% |
3号艇 | 20回 | 23.0% |
4号艇 | 15回 | 17.2% |
5号艇 | 6回 | 6.9% |
6号艇 | 5回 | 5.7% |
※2着以内に来る確率ではなく2着ピッタリになる確率です。
ふーむ、圧倒的に1号艇が有利だった1着と違い、2着の席となると意外とどの枠番からでも来れてしまうって感じで絞り込みには使いづらいですね。
よく格言のように「準優は1-2を狙え」的な事が言われますが、実際2連単で1-2が来る確率は33.3%と3回に1回ぐらいなんで、1-2だと外れる確率の方が高いという事になります。
2連複でも1-2は39.1%の確率なので大差はありませんね。これが3連複だと1-2-3は26.4%ほどの出現率で、3連単の1-2-3になると11.5%しか当たりません。
しかし、1号艇が2着以内に来る確率は85%もあるのですから、準優勝戦はそう簡単に1号艇は切れないという事がわかりますよね!
1号艇2着の場合
それでは1号艇が2着に負けた時、1着に来ている枠番の内訳を見てみましょう。
枠番 | 回数 | 勝率 |
2号艇 | 5回 | 50.0% |
3号艇 | 1回 | 10.0% |
4号艇 | 2回 | 20.0% |
5号艇 | 2回 | 20.0% |
6号艇 | 0回 | 0.0% |
ちなみにこの場合の決まり手は7割が「差し」ですから、大体1号艇がターンで膨らんでしまったんだなという事が想像できますよね。ちなみに殆どの場合勝った選手は1号艇選手よりもスタートタイミングは早かったです。
つまり準優勝戦は1号艇を軸にして、そこからスタートや差しの上手い選手に流すというのが基本的な舟券戦略になるのかなといったところですね。で、逆に考えると高配当を狙うなら1号艇にプレッシャーをかけられそうなスタートの上手い選手がいる時って事ですね。
かならずしもその選手が勝つ必要は無くって、1号艇選手を焦らすだけ焦らせてミスを誘発し、そこからどんな展開を描くのか?が舟券師の腕の見せ所でしょう。
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