競艇風の影響【追い風・向かい風・横風】

ふなばんドットコムの川田です。

競艇は思っているほど風の影響が少ない。無風から風速6mくらいまでは、風向きがどうであれ、競走の結果に有利不利を発生させるほどの影響力は無い。

これは断言できるレベル。

そもそも艇内に体を伏せて乗ってるし、水面スレスレの平べったいボートで、風の影響などたかが知れていて、水の抵抗の方がよほど影響力が大きい。

それでも、風速6mを超えると、明らかにイン逃げの成功率が落ちるデータが確認されていて、分母が減ることの紛れではなく、ハッキリと影響があると判断できる。

とは言え、風速6mなんて時速21キロの風圧と同じで、たかが知れている。つまり風自体ではなく、風によって水面に起きる波が影響している。さっきも言ったように、空気抵抗と水の抵抗では、水の抵抗の方が遥かに力が強い。

人間が陸上を歩くのと、プールの中を歩くのを比較すれば容易に想像がつくだろう。

風によって水面に波が立ち、流れができる。これがイン逃げの成功率を落とす要因になっているが、風向き自体には実は殆ど意味がない。

(他の競技を見ても競馬・競輪・オートレースで、競技中に地面が動くなどあり得ない。しかし競艇は風や潮・波・水流によって足元が動くのだ!なんという競技!)

1コースだと、追い風だと深インになってしまうぞ!と思うかも知れないが、追い風なら短い助走距離でもすぐにトップスピードに到達できるため、特に困らない。

競走に影響が出るような風速の場合、例えば台風のような強風であれば、さすがにボートがひっくり返ったり、影響があるだろうが、そういう日はレース自体が中止されるわけで、開催できる程度の風ならほとんど意味はない。

江戸川では川という性質上、かなりの波高になるレースもあるが、かと言ってそういうレースが荒れて高配当になるかと言うと、実は全然そうでもなかったりする。

つまり風で波ができても、舟券が荒れる決着になるとは限らない!

陸上のモータースポーツでは、先行車の真後ろにポジションを取る事で、空気抵抗を減らすジェットストリームというテクニックがあるが、競艇では一切それが無いのも、空気抵抗より、先行艇の引き波に乗ることが大きく不利になるからに他ならない。

追い風、向かい風を問わず、風があるとターンの時にどうのこうのと言っている人がいるが、ターンの時には減速してターン態勢に入るわけで、ますます風の抵抗は弱い

それに風にしろ、風による波にしろ、6艇全艇に等しく影響するし、舟券購入時の風速や風向きが、レーススタート時でも維持されている保証もない。

次の瞬間にも変わっているかも知れない風向きなど、考えても仕方が無い事なのである。

そんなことよりも、6コースに進入した6号艇の勝率はどこの場も2%前後だが、これが4コースに割り込むだけで勝率は一気に5倍10倍に跳ね上がる。

風の微々たる影響を気にするくらいなら、本番で1つでもインコースに入ろうとする選手がいないかを探った方が、よっぽど役に立つ。

私が舟券で勝ち続けている秘密を公開しているので、興味がある人は私が消す前に急いで読んでみてください。⇒今すぐクリックして秘密のテキストを読む