ふなばんドットコムの川田です。
競艇ではオールスローと呼ばれるスタート態勢になる時があります。オールスローでは元々有利なインコースがさらに有利になります。
競艇のルールで進入時に後ろに引くのは6コース艇からと決まっているため、6コース艇が引かずに舳先をスタート方向に向けると、全艇スローの進入になります。
メリットあるの?
アウトコースの艇は後ろに引いて助走を長くとる事によって、スタート直後の伸びを得るのに、わざわざ助走距離を短くするメリットは何でしょう?
自分のモーターが加速が良く、助走距離が必要で無い場合には、あえてオールスローの展開に持ち込む事によって4コース艇・5コース艇を潰す事ができます。
どのみち6コースでは1着には遠いですから、ならば3着以内に入れる確率を高めようと言う感じの作戦だと言えますね。
競艇では時々アウトコースが有利になる場合があります。 そこで、アウトコースが有利になる条件をリストアップしたいと思います。
- インがスタート遅れ
- インの加速が不十分
- イン同士の潰し合い
見てわかる通りイン艇のミスが前提になって来る場合が多いです。
インがスタート遅れ
インコースはスタートを決めて、ターンマークを小さく周回し、アウト艇に捲らせず、差させずのレースをしなければなりません。
でもスタートで1艇身以上遅れてしまうと、アウトコースの選手は容赦なくインに切れ込んで来て進路を塞ぎ、インコースのボートを引き波(航跡)に乗せて速度を奪います。
1コースが1艇身遅れても、2ースが半艇身遅れだと3コースより外の選手はインに切れ込む事が出来ません。
インに切れ込むには自分よりインの艇が1艇身以上遅れてくれないと出来ないわけですね。 そういう点を見てもやはり基本的には競艇はインコースが有利だとわかります。
インの加速が不十分
イン艇がスタートタイミング自体は合っていても、助走距離が短かったり、風やモーターやペラの加減で伸び脚がイマイチだった場合もスタートで遅れた時と同様にアウト勢は遠慮なくインに切れ込んでイン艇を引き波に乗せようとします。
引き波に乗ってしまうとスピードは削られてしまうし、ターンをしようとしてもボートが流れてしまってキレのあるターンが出来ません。
イン同士の潰し合い
インコースに進入した選手同士がお互いに意識しすぎて、1マークで一緒に外に流れて行ってしまう事が良くあります。
または別にインコース同士で意識したわけではなくても、アウト勢がスタートが良かったりするとインコースの選手としては焦りが出てしまい、流れるターンになる事も。
あと、夏場など気温が上がると基本的にエンジンと言うのは吹け上がりが悪くなるため、多くの競艇場で夏場はインコースの成績が冬場に比べて落ちます。
ただ、それを「アウト有利」と表現する人がいますが、それは正確ではなく、 あくまでインの有利が若干緩和されると表現する方がより正確かなと思います。
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