競艇決まり手・まくり差し・ 恵まれ・抜き・逃げなど解説

ふなばんドットコムの川田です。

競艇(ボートレース)には決まり手という言葉があり、これは1着になった選手が「どんな勝ち方をしたのか?」を表すために使われます。

逃げ

逃げは1コースの選手がスタートを上手く決めて先頭で第1マークを旋回し、そのまま先頭でゴールした場合の決まり手です。

ちなみに2コース艇とかがトップスタートを決めて、第1ターンマーク到達前に1コース艇の前に割り込んできて先頭で第1マークを旋回した場合は逃げではなく「まくり」になります。

まくり(捲り・マクリ)

先行する他艇を外側から追い越す事をまくりと言います。

通常インコースにいる艇は減速してターンマークを旋回しますが、それを逆手にとって大回りになってしまうリスクはあるものの、他艇の引き波に影響を受けないところを、スピードをあまり落とさずターンして逆転を狙う戦法です。

引き波については他艇の航跡に乗るとキャビるので不利になるを参考にしてみてください。

差し

先行する他艇を内側から追い越す事を差しと言います。

インコース艇がきっちりターンマークに沿ってターンした場合には差すのは難しく、よくあるのは1コース艇がスタートで少し遅れて2コース艇がまくりに行こうとするところを1コース艇が阻止しようとして2艇とも減速が遅れて大きく膨らんでターンする事になった時には差しが決まりやすいです。

まくり差し

先行する他艇をまくりと差しの両方を駆使して追い越す事をまくり差しと言います。まくると見せかけて差すのもまくり差しですね。

他艇の間を縫うようにして航走する決まり手です。

抜き

直線部分で加速や最高速の違いなどにより先行する他艇を追い抜くのが抜きです。

競艇のエンジンは全ての選手が同じメーカーの同じ排気量のエンジンですが、いわゆる超抜機と呼ばれるエンジンの個体差が優れているエンジンを引き当てた時とか、逆に先行艇のエンジンの個体差が悪い時、あとは整備の腕や体重差などで起きる決まり手と言えますね。

実は全レースの内1割弱はこの抜きで勝敗が決しているので、割合にすると1日1回ぐらいは見られる頻度って事になります。2番手争い3番手争いだとよく見かける気がしますが、1着争いでも1割弱は抜きなんですねー!

恵まれ

先行する他艇が転覆や落水、または失格などによって繰り上がりで勝ったような場合には決まり手は恵まれとなります。

言葉通り本人の努力とは無関係に他人の不幸でタナボタ的な勝利となるので恵まれと呼ばれます。

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